前回のお約束、TWSの結果報告です。
まずは音質から。前回イコライザー設定を「低音を減らす」に一時決めましたが、実際に使う環境でも試してみました。前回は外音の少ない部屋の中でしたので外音の多い屋外だと印象も変わるかと思いましたが「デフォルト」や「高音を増やす」では、やはり低音は減らさないと気になりますね。以前はドンシャリが好みだったのにね。同様に低音を減らしただけでは高音の細さはやはりカバーできず、物足りないのも同じ。結局、マニュアルで「低音を抑えて高音を強調する」右上がりの波形にすることで落ち着きました。
次にANCの効き。カタログデータで「Mini PRO」より-5dBほど高性能なんですが、電車の騒音に対して大きく変わった感じはなし。ただ、「Mini PRO」より劣っている訳ではないので不満はなし。「風切り音対策モード」を有効にしてみましたが、ベースの効果が薄れるのかノイズが大きくなります。おそらく風切り音が大きいのは外音取り込みマイクの性能が良いためだと思われ、「Air Pro 3」ではワザとANCの性能を落とすことで対策しているのかと。「風切り音対策モード」を有効にしなくても風切り音は特に気にならないので無理に有効にすることもないでしょう。
最後に肝心のバッテリーの保ち。「ANCは常時ON」「音質優先(aptX Adaptive)」で繋ぎっ放しで、2時間半で30%減でした。LowBatteryの警告が幾つで出るか判りませんが、残り10%と仮定して7時間半は保つ計算になります。カタログ通りの性能で、希望の3時間以上は余裕でクリアしました。最低でも「姫路ー鳥取」間のスーパーはくとの乗車中に保てば御の字でしたが、単身先の部屋から鳥取の会場までもしかすると付けっ放しで保つかも。
まぁこんな感じでTWSの懸念は払拭されました。多分このまま「Air Pro 3」がメイン機になるんでしょうが、音質の面では「Mini PRO」の方が良かったかと。分解能と音場の広さに差は感じますね。え?「Mini PRO」はどうするかって?リモート会議用にノートPCにでも繋ぎますか。音質の良い方を音声メインに使うのは贅沢なんですがね(笑)
はい、1ヶ月振りのペパクラの進捗です。
腕完成しました。再現度は悪くないんだが、如何せん、組み立て構造的に致命的欠陥があり、その修復をしながら、となりました。「肩」「上腕」「下腕」と分けて作製して最後に組み付ける方法を採用したんですが、「肩ー上腕」の接続は接続面積が揃っていないために押し付けたら片方の面が凹んでしまいNG。凹んだ分を余紙で補って補修。「上腕ー下腕」の接続は肘関節の中に接続部を設けたら想定位置に上手く固定できずにNG。一応、辺をガイドにしてたんですが固定部に糊代があって思った位置に付けるのに難儀するはめに。いつもは肩から手首までを1つの基部で賄うのですが、設計を楽にしたつもりが・・・の典型例ですね。まあ、この失敗を次の機体の礎にできれば御の字でしょうか。
(腕はもう少し外に開く設計なはずが開いていないのは、肩の基部構造を変えたせいだな。これも次回見直し=従来に戻す ことになりそう)