ガンパク15出展作品 その3。
1/100スケール 4作品目。
アニメ『劇場版 機動戦士ガンダムOO -A Wakening of the Trailblazer-』より『GN-X IV』です。機体カラーは『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』よりレナート兄弟仕様になります。
当初はゲイツと量産機繋がりで劇場版の量産機カラーにするつもりでしたがそれだと少し芸がないし、かと言って指揮官機カラーにするとプロヴィデンスガンダムと被ってしまう。で、ネット検索の結果、このGBFカラーの作例を見つけて『これだ!』と。
各部のアップ。今回も、機体ベース色が緑・茶なので描き込みには頼らずディテールを表現することに。今回はパーツが絶妙に色分けされているのであまり凝ったことをしなくてもそれなりの見映えになったかな?
ただ、
・胴体が横向きの円柱
・肩周りにも円柱
・太腿に大きな装甲
・細い脛
と、これまでにない構造だったので少し難航した感はありますか。
さらにアップ。描き込みで済ませた方が明らかに楽だと思うのに、立体化してみたり、切り抜き+裏紙貼ったり、無駄に労力使った甲斐があったというものです(笑)でも長続きせず、疑似太陽炉がシンプルになったのは内緒。
パトリック機、ことタイプA仕様です。両肩にGNシールドと増加粒子タンク、手にはショートバレルライフル、です。ガンパク15はこのスタイルで展示しました。
本当はGNシールドは今回の平時モードと粒子開放モードの2モードに変形可にするつもりでいろいろ設計を検討しましたが、どうにも妙案が浮かばず道半ばで断念しました。
増加粒子タンクは、最初から付け替え化にするつもりで肩装甲部もそのように設計してあります。思った以上に付け替えも簡単だし成功の部類に入るのでは。
ショートバレルライフルは、見映え重視で作ったせいか作り難い(笑)
アンドレイ機、ことタイプB仕様です。肩にGNバスターソード、手にはロングバレルライフル、です。
ロングバレルライフルは、ショートバレルライフルとバレルが違うだけで本体~グリップ部は共通です。ガンプラ作例のようにバレルの付け替えで再現しようと検討しましたが、ただでさえ作り難い構造なのに抜き挿し部を組み込むことは非常に厄介になるので断念。まあ、ロングバレルライフル単体でも展示するつもりだったのでそれはそれでよかったのかも。(でも作り難いことに変わりはないですが・・・)
GNバスターソードは、とにかく歪まないように設計・作製するので精一杯。きちんと持って立ってるだけで御の字。でも、出来はソコソコイイ感じかな?
最後はタイプD仕様です。本当は両手にGNバズーカを構えるのですが、このGNバズーカ、もう作りたくない(泣)何でこんなに出っ張りがあるんだよ(怒)作り難いったらありゃしない。正直、展開した際に作るの止めようかと本気で思った。
ガンプラ作例では、真っ直ぐに構えるとカートリッジ部が肩装甲と干渉するので本体が伸びるのですが(一応、そうなるようには設計してある)、何か格好悪い感じがしたので斜めに構えることで延長することなく構えられるように手首に角度を付けました。試行錯誤の効果が出て幸いです。
がんばって武器を作ったのも、こうやって一緒に展示するのを狙ったため。本当はJuneさんのフルアーマーガンダムのような縦型のスタンドを考えたのですが、どうにも上手く設計できなかったのでこの形に。まあ、これはコレでありかな?
と言うことで、『GN-X IV』でした。
GN-Xシリーズは意外と好きな機体なのでいつかは作りたいと思ってましたが、他の機体は顔の造形がちょっと・・・(『X』を模しているらしいんですけど、どうもあの『顎』がxxに見えてしまって・・・)
多少のアレンジで他の機体も再現できそうな感じではあるので、将来的に検討してもいいかな?