RX-104FF PENELOPE

 ガンパク13出展作品 その2。

 駄文でも書いてますが、ガンパク9で影狼さんのフルスクラッチ作品を見て感銘を受け、『できることならこんな作品を作ってみたい!』と始めたガンペパの自主設計。これを設計することを最終目標に日々スキルを磨き、ようやく作れるだけの技量が備わったと判断しての作製です。
 実際、『本当に作れるのか?』と自問しながらの設計・製作でしたが、出来上がってみると感無量ですね(大袈裟な(笑))

 各部のアップ。
 パーツは『脚部』『腰部』『胸部』『肩部』『背部』『頭部』に分割、本体オデュッセウスガンダムに換装可です。本当は『フィクスド・フライトユニット(FF)』に再構成するつもりで設計してますが、そのための基部設計が間に合わず、現在も放置状態(笑)いつかはしないといけないよなぁ・・・(背部スタビライザーの可動はそのためのもの)
 コイツで難関だったのが『脚部』と『肩部』ですね。
 『脚部』
 外観ベースが私の苦手な曲面構成。何とか上手くまとまった感じですが、展開方向1つで仕上がりに大きな差が出て勉強になりました。内部のフィンは厚みと作り易さの妥協点の集大成。どうしても一辺の端面で接着しないといけないので基部の設計に四苦八苦。
 サイドのパーツは、作例のモデルでは本体脚部に取り付けてましたがその基部が紙では再現できても到底支えきれない細さ、保持可能なサイズにすると本体側の孔が無視し得ないサイズに(外観も損なうほどに)。対案としてリアパーツから支持用パーツを延ばしてそこに取り付けることにしましたが、コッチはこっちで本来作例にはない構造なので本体脚部と干渉して設計に制限が生まれなかなかに難航、ようやく今の形に落ち着きました。
 『肩部』
 前後一体型にした方が何かと楽なんですが、持ち運びを考えるとできれば分割したい(これには、本来飛行形態の際には可動するのと、フライトユニット構成の際も少し異なる角度で取り付ける、のを念頭に入れた)ため、わざわざ分割を選択。さすがに可動はオミットしましたが、本体腕部と干渉しないように取り付け基部を作ったら、まあ、これが挿し込み難いこと(設計した時には『これはいいものだ』と思ったんですがねぇ。笑)
 こちらのフィンも脚部同様、見映え上、厚みを持たせましたが、こっちはその上にサイズの関係で重量も懸念事項に。今はまだ大丈夫ですけど、取り付け基部がヘタってきたら少し心配。

 全体の構成にはほぼ満足した出来なんですが、細かい点を見ると不満点が幾つも。直したい気持ちはあるんですが、もう一度作るのは・・・(笑)