MSZ-000 零式

 「機動戦士Z-GUNDAM Define」より、クワトロ・バジーナ大尉の乗騎「零式」です。

 本当ならガンパク17に出展予定でしたが、コロナ禍によりガンパク17が開催されなかったので未公開の作品です。
 前々から永野さんのM.H.の意匠を引き継ぐ百式の系統機を作りたく思っていたのと、「赤い」機体であることが合致した稀有な(笑)機体と言うことで作りました。

 例に漏れず、赤は2色構成。百式やデルタに比べて内部フレームの露出が少ないので設計は楽だったかも。膝裏など、苦手なパイプは簡略化することで難易度は下げました。「スリムなんだけど意外と筋肉質」な感じを出したつもりですが、伝わってますかね。

 今回の最難関であったアクティブバインダー。本体は「薄くて」「長い」から歪み易いし、取り付けアームは「細くて」「細かい」から1/100スケールでは厳しいし、持ち運びを考えると取り外し可能にしないといけないし。本来なら軸構造にして可動式にしたいところでしたが、後々のヘタリを考えて固定式にしました。取り付け角度は熟考したつもりでしたが、今見るとイマイチですね。

 と言うことで、零式でした。派生機として、本編改修版の「弐式」あるいはアムロ・レイ乗騎の白い弐式を作ることも考えましたが取り敢えずは一旦保留。並べて飾りたい気が起きたら作るかも。