2023年5月3日水曜日

恒例の・・・(ネタバレあるかも)

 近年恒例となった、妻と映画を見てきました。

 作品は「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」です。
 謎解きミステリー要素は薄く、黒の組織=ジンとの対決が主です。珍しく、ジン/コルンとウォッカ/キャンティが別行動、メインの実働班班長がウォッカで話が進んでいきます。ウォッカの「仕事は有能なんだけど、少しお人好しで時々ポカもする」感が盛大に生かされた感じ?で、いつも通りジンが最初から出張ってたら黒の組織側の完勝で終わった話かも。
 いや、しかし、コナン側味方増えすぎだろ(笑)実働班側に居たバーボン・キールがそこここでサポートに入るし、ある理由でベルモットもコナンの利になる行動してるし、ラムでないことが判明した黒田管理官もバーボンの指示(笑。依頼か)に従ってるし(まあ、まだ完全にコナン側=味方って訳ではなさそうには描かれてましたが)。アニメで初披露後の出演となったラムも「あの方」を捜し出す方策を探っているようで(下剋上を狙っているのか、ベルモットの様に組織の解体も是としている(と私の感想)のか)。コナンと真に対峙しているのが、ジン・ウォッカ・キャンティ・コルンの4名だけになりつつある感じ?
 今回のベルモットの行動原理を見ていると、「アポトキシン4869」の幼児化の効能を知っており、あの方=烏丸蓮耶も姿を変えている可能性が高くなった気が。今回の肝である「老若認証システム」が、先にも書いたようにラムがあの方の行方を捜す手段として使えると踏んでることからも、組織の一部では認識されているのかも。飲んだ年齢に因らず小学生まで幼児化するのか(ネットの、あの方=光彦説の裏打ち)、一定の年齢だけ若返るのか(阿笠博士黒幕説、阿笠博士も歳だけど烏丸蓮耶は更に高齢のはず)、で今の烏丸蓮耶が誰なのかのヒントになるのかも。
 あと、灰原の「黒の組織センサー」が弱体化しているのが明確化したかな?確か本編でも灰原本人が「(コナン達、味方が増えて安心して)センサーが鈍くなったかも」と言ってたと記憶にあるけれどその通り、ジン・ウォッカ(あるいはゲストキャラ ピンガ)には反応しているけどベルモットには反応してないですからね。以前は沖矢=赤井にも反応してたのに(沖矢にはベルツリー急行事件以降反応しなくなったんだっけ?)。
 コナンを「推理物」として見ている人には物足りないかもしれませんが、「エンターテインメント」として見るには緊張感もありお涙頂戴もあり、面白いと思いますよ。中には荒唐無稽と捉える方も居るかと思いますが、所詮、低レベルの魔術が認められているキッドと同じ舞台なのでさもありなん、と見ればいいのかと。(アニメに何を求めているのか?ってとこ)
 来年は「キッド vs 服部平次」ですか。コナンも脇役ですかね。平次、最近本編でもアニメでも活躍の場がないですからね。和葉に告白するタイミングを図ってばかりで肝心の推理にも身が入らないダメキャラですからね。

P.S.
 そうそう、今回上映時間の関係でVMA・・・あ、いや「IMAX」システムでの上映で見てきました。「IMAX 2D」なので音響関連だけです。本編上映前のシステム紹介では臨場感と分解能に秀でたデモでしたが、本編ではIMAX前提で作られたモノでなかったためか「単にお腹に響く重低音」が強調されただけの代物でした。若い頃はいわゆる「ドンシャリ」音がいい音と思ってた時期があったのでその頃なら「大迫力」と素直に絶賛できたかもしれませんが、歳を取って「耳に優しくない」音は忌避する傾向になったせいか単に五月蝿いだけならともかくセリフを阻害するなら要らない、と思っちゃいましたね。これで追加料金600円は正直高いですね(通常版を見て(聞いて)ないので一概には言えないかもしれませんが)。

 そんな訳で、ガンペパの進捗です。

 前日の5月1日の午前中に基部を作製して、一旦SNSで配信。

 午後から1時間ほどの外出を挟んで脚部まで完成しました。概ね予想通りの仕上がり感ですが、展開時にあるパーツに後付けで糊代を付けるのを忘れていて、急遽手作業で糊代を追加しなければならなかった失態(笑)何とかリカバリーできたけど凹みますね。しかし、解っていたとは言え、せっかく作ったバーニアが装甲で全く見えないのは残念。「見えないから作らない」のも正しい判断なんですが、これは矜持の問題ですね。
 明日は午後から外出の予定なので、今日どこまで進めるか、がG.W.中に完成まで届くかの試金石になるか。